【ミニ解説付き】どうする家康「三河平定戦」第3話感想(ネタバレ注意)

どうする家康

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この記事は2023年度『どうする家康』3話を見た感想記事です。

大河ドラマ大好き・自称戦国歴女がミニ解説やSNSの反応を交えて感想を書いています。

1月22日放送、第3話のタイトルは「三河平定戦」です。

三河は現在の愛知県三河地方。

徳川家康は、1560年の桶狭間の戦いの後、今川家が支配していた三河を制圧していきます。

放送後一週間は、NHKプラスで無料で見逃し視聴ができます。再放送もあります

ストーリー展開

第3話は、以下のような流れです。

  • テンション上がって海老すくい
  • 織田方・水野家との戦い
  • 混乱した今川家
  • 苦境に立たされる家康
  • 母・於大との再会
  • 今川家を離反

【歴史背景の予習記事】

第3話は予習記事の途中までが登場しました。

※この時の徳川家康の名前は「松平元康」ですが、ここでは便宜上「徳川家康」とします

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第3話の感想とミニ解説

徳川家康は人生の中で、家族や親族を犠牲するつらい選択をしていますが、今回はその一つとなる描写でした。

つらい決断をした回です。

ただ、三河の立場が丁寧に描かれていたので、歴史が苦手な方でもストーリーを追っていくだけで三河の国衆としてのつらい立場が分かりやすかったのではないかと思いました。

テンション上がって海老すくい

岡崎城の城代の目を盗んでお金をためていた鳥居忠吉(イッセー尾形さん)。

鳥居忠吉は最初は何を言ってるか分からないキャラだったけど、次第に松平家家老としての忠義の高さが随所で垣間見えて、ヨボヨボなのに頑張っている姿に好感度アップです

殿、戦ができますぞぉ

戦に必要な武器も金もあり、テンションが上がる家臣たち。

三河家臣団は海老すくいが体にしみついているのか、テンションが上がるとつい踊り出してしまう感覚なのですね。

謎の宴会芸・海老すくい。楽しそうに踊ってる姿はほっこりします

石川数正だけは冷静なのがまた面白い。

酒井忠次の海老すくいは徳川軍を戦の恐怖から和ませたり、同盟の席で披露したりと緊張感がある場を和ませたという逸話があるので、今後の登場も楽しみです。

織田方・水野家との戦い

桶狭間の戦いが終わって間もなく、織田方への攻撃をしかける家康達。

なぜなら、駿府に帰りたいから

家康たちは、7月下旬に織田方である水野家の刈谷城を攻めます。

刈谷城と聞くと、桶狭間の戦い直後に今川家臣の岡部元信に攻められて火をつけられたって話がありますが、『どうする家康』では火をつけられた雰囲気はなさそうでしたね(岡部元信好きの筆者)

刈谷城を攻めるシーンでは、腹黒そうな雰囲気の家康のおじ・水野信元(寺島進さん)が初登場。

今後水野信元は家康にとってのキーマンとなっていくでしょう。

悪そうな雰囲気を漂わせていますが、甥っ子の家康を気にかける感じもあります。

それにしても渋い。ただでさえキャラの大渋滞なのにまたすごい人が投入されました

今川軍としてではなく、松平軍として織田勢と戦うことに気合が入る家臣たち。

本多忠勝殺陣たてはとてもかっこ良いので、『どうする家康』の中で度々登場する見どころになりそうですね。

しかし、松平軍は敗北。

本多平八郎忠勝、討死

57戦無傷の本多忠勝なので、さすがにないとは思っていました

混乱した今川家

なんと、今川義元(野村萬斎さん)が登場。

太守様が生きていて、瀬名や竹千代と駿府で再開。

この夢はきっと、家康の願望だったのでしょう。

駿府では関口氏純(渡部篤郎さん)が浮かない表情でした。

今川からの援軍もなく厳しい戦いを強いられている家康を心配しています。

駿府から遠く離れた三河で、家康が離反してしまわないか心配していたのでしょう

桶狭間の戦いで多くの重臣を失ってしまった今川家。

必死になって駿府を立て直そうと、今川氏真(溝端淳平さん)は全く余裕がない様子。

我がもとには、そなたの妻子と家来たちがいることを忘れるな

裏切りに対し、かなり疑心暗鬼になっている様子でした。

人質とってるわけだし三河に援軍送ってあげてよ~と思ってしまいますが、駿府ではそれも難しい状況なんでしょうね

苦境に立たされる家康

東条城の吉良義昭(矢島健一さん)が、岡崎城へ来ました。

家康達が吉良義昭の勢いに圧倒されていました

ミニ解説

吉良きら家は、今川家と同じく足利将軍家の一族(ちなみに、今川家は吉良家の分家)。

吉良家といえば、江戸時代の赤穂浪士による吉良邸討ち入りが有名ですね

「御所(足利将軍家)が絶えれば吉良が継ぎ、吉良が絶えれば今川が継ぐ」と言われる程の超名門です。

とはいえ、足利将軍家も吉良家もこの頃かなり衰退していますが

吉良家は古くから三河で大きな力を持っていました。

吉良義昭は、この後家康の独立に反発する存在になっていきます。

心強い協力者を得た家康。

しかし、8月に石ケ瀬川(現在の愛知県大府市)の戦いでまたも織田軍に敗北してしまいます。

今川家の援軍もなく戦わなければいけない家康達も、妙案もなく限界に近い。

家臣たちの間でも、織田につくか今川に着くか迷い出します

  • 今川について、このまま限界までこらえるか
  • 織田について、駿府の妻子や三河衆を見捨てるか

どちらにしてもつらい選択です。

織田に対抗する最後の手段として武田信玄に協力を頼もうとしますが、断られてしまいました。

今川家臣の分際で

戦国最強の一人上杉謙信との最大の激闘・1561年の第四次川中島の戦いが始まろうとしている頃(またはピンチを迎えている北条氏康に援軍を出している頃)だと思うので、信玄にとって松平なにがし(徳川家康)を相手にしている場合ではないかもしれないですね

川中島古戦場史跡公園 信玄・謙信一騎打ちの像

母・於大との再会

兎を俺の目の前に

「甥っ子をなんとかしろ」と言わんばかりに、水野信元に圧力をかける織田信長。

獲物を追い込む役目を言い渡された水野信元。

信長から連れてこいと言われたからには、家康をなんとしなきゃいけないですね

水野信元にとっての秘策は、水野信元の妹でもある家康の母・於大(松嶋菜々子さん)でした。

去り際の水野信元が於大の肩をポンポンとしたのは、「任せたぞ」と言わんばかりでした。

十数年ぶりに再会した家康と於大。

家康をずっと思っていたというのは、心からの言葉だったでのしょう。

今川と手をお切りなさい

家康に厳しく忠告する於大、於大の豹変に動揺する家康。

久しぶりに再会した母が味方ではないと悟るのはつらいですよね

於大も、政略結婚や幼少期の家康の人質、実家の水野家が長年に渡り織田家と今川家の板挟みであったりと、どうにもならない事態に何度も直面し、苦しい思いをしてきた身。

ちなみに、於大の母である於富おとみの方は5回も政略結婚させられているみたいです(超美人だったらしい)。於大の意識が高くなるのも分かる気がします。

現代の感覚では理解しがたいですが、人質を差し出すことが珍しくなかった戦国時代では、家康の考えでは甘すぎるのかもしれない。

したたかでなければ生き残れない。

この時点での家康の感情は、令和を生きる視聴者の感情に

近いのかも

小さな国衆として厳しい立場で生きていかなければならない家康に対し、敢えて心を鬼にしたのかもしれません。

それでも、まだ受け入れられない家康。

しかし、酒井忠次や石川数正に命懸けで説得され、ついに決断をします。

家康もきっとこのままでは無理だと分かっていたと思いますが、どうしても受け入れられずにいたのでしょう

瀬名からの手紙が余計に切ないです。

今川家を離反

吉良義昭を攻めた家康は、胸が張り裂けそうな表情をしていました。

ミニ解説

終盤で吉良義昭を攻めたシーンは、1561年に起きた善明堤ぜんみょうつつみの戦い藤波畷ふじなみなわての戦いかな?と想像しました。

この戦いで、家康の軍と吉良義昭が激しい戦いをし、吉良義昭は降伏して東条城を明け渡しています。

徳川家康と織田信長が水野信元の仲介で和睦しているのも1561年なので、第3話は1561年までの話と言えそうですね

今川方の吉良義昭を攻めたということは、今川家に対する離反を意味します。

この時の今川氏真は23~24歳、家康は20歳と年が近く、幼馴染として駿府で切磋琢磨した存在。

信頼していた家康の裏切りは、今川氏真にとってかなりのショックでしょう。

今川氏真は、人質状態になっていた三河家臣の妻らを一斉に処刑してしまいます。

串刺しにされたっていう話もあります

きっと、今川家を裏切った者への見せしめもあったのでしょう。

瀬名や竹千代(のちの信康)・亀姫の命も危ない。

第1話の平和な駿府が嘘みたいに、地獄回となったラストでした。

個人的には、2014年放送の大河ドラマ『軍師官兵衛』で登場した、織田信長による有岡城の戦いを思い出してしまいました。

織田信長を裏切った荒木村重の妻・だしや家臣の妻子などが人質になってしまい、一斉に処刑されてしまうのですが、相当つらいシーンです・・・。

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全体の感想・おまけ

公式HPの略年譜に「1561年4月 今川氏と敵対」と載っているので、第3話は1560~1561年の話だと思われます。

1560年の桶狭間の戦い後の三河や駿府の混乱の様子が描かれていました。

三河のつらい立場が丁寧に描かれていて、いち国衆である家康を追い詰める状況が分かりやすかったです。

鳥居忠吉が城代の目を盗んでお金をためたり酒井忠次や本多忠勝の話を踏まえると、三河の家臣たちは元から今川家から独立したい気持ちが強かったようにも思えました。

家康には分からないだろうけど、三河の人たちは今川家の配下としてそれ程厳しい生活を強いられていたのかもしれない

1話、2話、3話の途中まであれだけ親今川家で駿府大好きな徳川家康が、どのように今川家を裏切るのかという点が注目ポイントだと思っていましたが、家康の心情に訴えかける要因がいくつも登場しました。

  • 水野信元からの調略ちょうりゃく
  • 今川家からの援軍を得られず
  • 武田信玄に相手にされず
  • 於大の忠告
  • 酒井忠次や石川数正の決死の進言

※調略・・・根回しして敵を寝返らせること

なぜ、徳川家康は駿府に妻子を残したまま今川家を離反することになったんだろうと、ドラマが始まる前から思っていたので、ここを丁寧に描いてくれたのは嬉しかったです。

やはり、今川からの援軍がなかったというのは離反の大きな原因かもしれません。

援軍をもらえず離反した例は、徳川家康に限らず他にもいくつかありますので。

そう思うと、援軍がもらえず孤立しても離反しなかった岡部元信はやっぱりすごい

(ドラマに出てこなかった人物を度々語ってすみません・・・その内出てきてほしい)

織田信長の背景に目を向けると、信長や水野信元が家康との和睦をしつこく狙っていたのも少し分かる気がします。

桶狭間の戦いの数年前の織田信長の状況は、美濃の同盟者・斎藤道三が討たれ、家督をついだ斎藤義龍よしたつと敵対していました。

斎藤義龍がこれまた強くて、信長は結構不利な状況になっています

そんな時に桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、三河を攻めるべきか、美濃を攻めるべきか考えていたと思います。

三河と美濃の両方と敵対するわけにはいかないので、どちらかと手を組みたいはず。水野家がついてる信長にとって、家康の方が味方につけやすかったのもきっとあるでしょう。

結果的に、桶狭間の戦いの一年後・1561年に斎藤義龍が病死し、ドラ息子の斎藤龍興たつおきが家督をついだことをチャンスととらえ美濃を攻めることにし、三河の家康と同盟を組みます。

そして、家康のおじであり尾張で力を持っていた水野信元の存在がなければ、徳川家康と織田信長の同盟はもしかしたら実現しなかったかもしれない。

ましてや、今川家についたままでいたら、家康たちは生き残っていたのだろうか・・・

第3話の水野信元の仲裁は歴史的にも意義がある気がします。

そう考えると、家康ってラッキーな人かも

水野信元がいた刈谷城は、愛知県刈谷市にある「亀城公園」という大きな公園になっています。

春には桜の名所として地元で有名です。

近くには、於大の方が家康の父と離縁した後に住んだと言われる椎の木屋敷跡や於大の方の像もあります。

SNSの反応

吉良義昭の館(東条城?)が燃えている最後のシーンでしょうか。

第3話は、今川からの離反の回であることを意味している気がします。

本多忠勝が起き上がったシーン、ワンピースの「ルフィか!」って突っ込みそうになりました。

戦いの後に寝てしまうルフィを思い出しました。

スパルタなおじの忠真に毎回めちゃくちゃ怒られていて笑っちゃいますが、動じない本多忠勝はすごい。

反抗しないけど言うことも聞かない忠勝、なかなか良いキャラです。

忠真の血圧が心配になります。

刈谷城攻めで、織田軍の加勢を伝える伝令の背中の葉っぱが個人的にツボでした。

宝塚から抜け出してきたのかと思うようなでかい葉っぱが気になって仕方なかったです。

援軍を送れない今川氏真は相当大変な状況だったでしょうね。

当主が変わるだけでも影響があるのに、ましてや偉大な今川義元が急に討たれてしまったのですから。

今川義元の死の大きさを思い知らされます。

家康だけでなく「どうする氏真」状態です。

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