お城に興味を持ち始めたけど、歴史はあまり詳しくないし、お城の用語も難しい
そんな方に向けて、お城の知識が分かりやすく載っている本を紹介します。
城めぐり前に知識があると、お城が断然面白くなりますよ。
できるだけ堅苦しくない、分かりやすく学べる本を選びました。
城の基本がわかる・初心者向けの本
日本100名城のひみつ 小学生のミカタ
「日本100名城のひみつ 小学生のミカタ」は、お城の基本が小学生でもわかるように書かれているので、お子さんやお城初心者の方におすすめです。
わが家の小学生長男も大好きな本。
写真やイラストを多く使っていて、歴史本でありがちな難しい言葉も分かりやすく説明されています。
お城初心者の方が読んで興味が出るような雑学もたくさん。
100名城の紹介も載っているので、お城めぐりの候補選びにも役立ちます。
子供向け・初心者向けとあなどれないほどお城を見るために必要な知識が載っているので、これからお城を楽しみたい方は是非読んでみて下さい。
日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき
城めぐりといったらこの本「日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき」。
全国のお城から日本城郭協会が選定した100の名城が紹介されていて、見どころたっぷりのお城が勢ぞろい。
旅行に行く際に立ち寄ってみるお城の候補選びにもピッタリです。
100名城のスタンプラリーがついているので、お城めぐりの記念のスタンプが溜まっていく嬉しさもあり、城めぐりのモチベーションが高まります。
この本をきっかけにお城めぐりを始めた方も多いので、お子さんがお城に興味を持つきっかけになるかもしれないですね。
スタンプラリーを全部揃えて日本城郭協会へ本を送ると、登城認定をしてもらえます。
理解が深まる本
カラー図解城の攻め方・つくり方
「カラー図解城の攻め方・つくり方」は、お城の基礎知識だけでなく、城のつくりの種類や起こった出来事についても載っています。
写真やイラストをふんだんに使っているのでとにかく分かりやすい!
天守が残っていないような城跡も楽しめるような知識が得られます。
お城の知識をバランスよく得られる本だと思います。
図解 戦国の城がいちばんよくわかる本
「図解 戦国の城がいちばんよくわかる本」は、戦国時代のお城について詳しく書かれている本です。
戦うためのお城の工夫が細かく載っていて、敵兵を侵入させない仕組みがコミカルなイラストで分かりやすく説明されています。
戦国時代は山城も多いため、山城が好きな人にも楽しめる内容になっています。
お城自体の紹介はなく、ひたすら戦うお城を楽しむための知識が載っています。
ちょっとマニアックですが、近世の豪華なお城とはまた違う戦うお城のかっこよさを知ることができる一冊です。
昔の城の姿が分かる本
復元CG 日本の城
「復元CG 日本の城」では桃山~江戸時代の近世のお城を、史料を基にCGで復元した姿を見る事ができます。
今の姿とCGで復元した姿が見比べられて、建物がほとんど残っていないようなお城でもイメージしやすくなるので、城めぐりに持って行きたい一冊です。
建物が残っていないような城跡では、歴史的背景をイメージして想像力MAXでお城を見る事になりますが、そんな時に大いに役立つと思います。
鳥瞰・復元イラスト 日本の城
「鳥瞰・復元イラスト 日本の城」では、昔の城を上から見た大パノラマの迫力ある景色がイラストで再現されています。
イラストの説明も載っているので、城の縄張りや位置関係もよく分かります。
著者は城郭イラストのエキスパート香川元太郎さん。
歴史教科書や参考書等にもイラスト作品が掲載されています。
絵の再現度が素晴らしく、お城だけでなく周りの地形や城下、戦の様子が描かれていたりとストーリー性も感じられます。
まるでタイムスリップして、鳥になって歴史を旅する気分を味わえる、ロマンに浸れる一冊です。
行く前に見てイメージを膨らませ、行った後にも見るとより一層お城の世界に浸ることができます。
最後に
お城の知識を習得できる分かりやすい本を6冊紹介しました。
せっかくお城へ足を運ぶなら、お城の面白さを存分に味わいたいですよね。
どの本もお城の知識を分かりやすく説明しているので、お城の面白さに触れるにピッタリの内容だと思います。
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